S&P500の最高値更新 不景気の株高
実体経済は最悪とはいわなくても、お世辞にも景気が良いとは言えないですよね。日本ではコロナ解雇は5万人を超えていて、毎月1万人のペースで増え続けています。それでも、株価指数が最高値更新したり、コロナ前の水準まで戻したりしています。不思議ですよね。これは不景気の株高と言います。普通は、株価は景気が良いときに上がり、不景気の時に下がります。しかし、今は不景気なのですが株価は上がっています。こんな時どのように投資すればいいか考えてみました。
株価はどうなっているの?
S&P500は最高値を更新していますし、9月初めにはNYダウと日経平均も2月21日の水準まで戻しています。株価はコロナ前の水準まですでに戻したといえます。
株価水準的には、
「コロナ怖いと思ってたけど、そんなことなかったね」
「コロナ不況は終わったね」
という感じです。
こんなこと言うと、
「そんなことないだろ!」「ふざけんな!」
「コロナでの解雇や雇止めはまだまだ増えているんだぞ」
という声が聞こえてきそうですが、
そのくらい
実体経済と乖離した株価水準なのです。
ですので、
長期投資初心者は
手を出さない方が無難です。
個人的には、
すでに投資しているものはそのまま保有し続けるが、買い増しは控える。
投資をはじめていない場合は、投資しにくい時期だと考えて
投資をするかわりに貯金しておくのがオススメです。