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投資用の資金と投資期間が確保できるのは〇代?

 長期投資を始めるにしても、これからの人生で投資しやすい時期があれば知りたいですよね。そこで、平均的な貯蓄と平均的な負債を持つとして投資しやすい年齢を考えてみました。

 

20代、30代、40代 

まず、20代、30代、40代ですがそもそも生活防衛資金を用意出来ている人が少ないです。つまり投資したくても貯金がありません。

貯蓄から投資へと言われても・・・その貯蓄もないし、生活防衛資金も足りない。

これが、20代、30代、40代で平均的な貯蓄と負債を持つ人の現状です。

 

70代、80代

次に、70代、80代は投資期間を確保するのが難しいです。

70歳での平均余命は男性で16年、女性で20年ほどです。これでは長期投資の恩恵を受けられるほどの運用期間は確保できません。

 

50代、60代

 50代と60代ですが、投資できるだけの資金と運用期間はありますが、老後まで時間があまりないので、一部を取っておくなどしてリスクを抑える必要があります。投資をはじめてすぐに大金を運用すると失敗しやすいです。年齢が高く、就ける仕事が少ないなどリスク許容度は低いです。そのため投資に回せるお金はどうしても少なくなります。

 

まとめ

 投資用の資金と投資期間が確保できるのは50代と60代です。しかし、投資しやすい50代、60代でもリスク許容度が低いなどにより投資に回せるお金は少なくなってしまいます。

 日本人は貯金が好きとか、日本人は投資をしないといわれます。これは、金融リテラシーが低いのもあるとは思います。しかし、金融リテラシーを高めても、投資用の資金と運用期間の両方を確保するのが難しいと貯蓄から投資へはあまりすすまないでしょう。