金7年ぶりの大幅下落をまともに食らいました。
いくら損したの?
11日大引けから12日寄り付きまでで
金に連動したETFで-3.8万
銀に連動したETFで-1.5万です。
5万円以上のマイナスになりました。
最終的な損益は、11日大引けでは含み益だったため
金に連動したETFで、-2.1万
銀に連動したETFで、-0.5万
合計で、-2.6万になりました。
投資をはじめて2年半が過ぎようとしていますが、
これほど大きな損失になったことはありませんでした。
8月11日~12日に何があったの?
ロシア政府による新型コロナウィルスのワクチン承認という大きなニュースがありました。しかし、WHOは情報が不十分だからまだ評価できないとしています。
このトレードの感想
まず、7月の連休前の初動でエントリーできなかった。少し大きい損失を出した後で、金が史上最高値を更新しているのを見て、買い増ししたいという思いが強くなってしまった。結果として11日の買い増し後に急落をまともに食らってしまった。
一方で、複数回に分けてエントリーしたことにより損失を抑えられたのが良かったことです。1トロイオンス2000ドルを割れずに損切りできると思っていたのですが、上げ 4日分くらい下げてしまいました。これは辛かったです。
やっぱりこれまでで1番の損失を出してしまったトレードなので、反省が多くなりますね。まだ、8月はまだ半分あるので最後まで頑張っていきます。
短期投資と長期投資のメリット、デメリット
短期投資と長期投資にはメリットとデメリットがあります。
これから投資を始められる方には長期投資をお勧めします。
・長期投資ほど、ドローダウンの期間が長くなる
ドローダウンの期間とは過去の最大資産から減少し始めて、再度過去の最大資産を更新するまでの期間のことです。
これは、スキャルピングだと1日以下になることがありますが、長期投資だと15年~30年くらいまで伸びることがあります。
これは長期的に勝てる手法で取引している場合に限ります。短期投資の場合、投資を始めてから勝てるようになるまで、数年くらいかかることが多く、この間の損失を授業料と言う人もいます。
・短期投資ほど、ゼロサムゲームになる
長期投資によって得られるリターンは年利5%くらいです。
しかし、デイトレードという短期投資では1日あたり1~2%の利益を得る人もいます。
これは1年で10倍~100倍になるくらいのものです。確かに夢はあるのですが、
ゼロサムゲームを覚悟しなければいけなくなります。
・長期投資ほど1回あたりの損益が大きくなる
例えば、日経平均が1日に10%ほど上げ下げすることはよほどのことがなければありません。しかし、1年の間に10%ほど上下することはごく普通のことです。
運用期間が長くなれば、どうしても1回あたりの損益が大きくなります。
・短期投資ほど手数料勝負になる
短期投資ほど売買の回数が多くなります。そして、1回あたりの損益も小さくなります。売買の1回あたりの手数料が0.1%とすれば、1年に1回しか売買しなければ1年あたり0.1%ですが、1年に100回なら1年あたり10%になります。短期投資ほど頻繁に売買しますから、手数料が安くないと厳しくなります。
・長期投資ほど大きな資金でも投資ができる
投資資金が大きいとき、頻繁に売買するとき、流動性の低い銘柄の売買をするときに問題になることがあります。それは自分の売買で株価が上がったり下がったりしてしまうことです。特に流動性の低い銘柄では個人投資家でも株価に大きな影響をもたらすことがあります。
まとめ
最後に、人にすすめるとしたら長期投資です。投機ともいわれる短期投資は、ハイリスク・ハイリターンです。そして、短期になればなるほど凄腕の投資家、アルゴリズム高速取引といったプロと戦って勝つ必要があります。また、手数料勝負にもなります。短期投資は厳しい世界です。
今は長期投資を始めにくい時期だと思う
今は長期投資を始めにくい時期です。
貯金が難しくなること、リスク許容度がどうなるか分からないこと、
株価が既に戻していることの3つが理由です。
・コロナ禍により収入減少
労働政策研究・研修機構が発表した新型コロナウイルス感染拡大の仕事や生活への影響に関する調査では、1割以上収入が減少したのは正社員で27.7%、パートやアルバイトといった非正社員で41.6%となっています。多くの世帯で収入が減少したことが分かりますね。この調査は、主に5月に行われたものなので、今後増えていく可能性があります。
・リスク許容度が小さくなりやすい
5月末に緊急事態宣言が解除されたものの、解雇や雇止めは毎月1万人ペースで増えています。もちろんリスク許容度は、解雇や雇止めをされればかなり小さくなります。コロナによる経済への影響が見通せない中、リスク許容度がいきなり小さくなる可能性は高まっています。
・株価はコロナ前の水準近くまですでに戻している
リーマンショックでは日経平均もNYダウも5割~6割下落しています。
しかし、コロナによる下落では、3割~4割の下落にとどまりますし、
もう最高値まで1割くらいまで戻しています。
リーマンショック級の経済危機というなら、
少なくとも5割は下落すると考えます。
日経平均だと1万2000円くらい、NYダウだと1万5000ドルくらいです。
2番底を狙うのは、生活防衛資金を確保できている人や上級者向けの方法ですが、
2番底を狙うとしても今の水準は高すぎます。
異次元の金融緩和によりそこまで下落しないのだとしても、
それはそのまま安く買えないということなのですから、
その場合は長期投資としてのうまみも少ないです。
まとめ
雇用環境の悪化が続いているのですから、
投資にお金を回すより、
生活防衛資金を増やすことを優先した方がいいと考えます。
数年後までに株価指数が史上最高値を更新することがあるかもしれません。
それでも、雇用環境が良くなるのを実感するまで
投資をしないのも手だと思います。
投資を始める前に 生活防衛資金編
生活防衛資金って何?
生活防衛資金と聞くと何か特別なことを言っているように聞こえるかもしれません。
生活防衛資金は簡単に言ってしまえば貯金のことです。
生活防衛資金があるとどんな良いことがあるの?
・もしもの時に対処しやすくなる。
突然病気になって働けなくなったり、リストラなどで失業したりした時、
コロナなどで給料が大幅に減少したときなどに
貯金を切り崩すことで生活費をねん出することができます。
・リボ払いなどの金利の高い借金をしなくて済む。
銀行預金として預けても、国債を買っても、年利0.0%~0.1%くらいなのですが、
リボ払いなどは年利15%~18%でとてつもなく金利が高く、
資産を増やすにはこのような高い金利の借金は避けなければいけません。
・不安が減る。
働かなければすぐに生活困窮するというのは非常に精神的に悪いものです。
どれくらい貯めればいいの?
生活費の3ヶ月分から2年分ほど必要になります。金額にすると30万円~数百万円くらいです。
そんなに貯金出来たら苦労しないよ。投資の話と思ったら貯金の話かよ。
そんな声が聞こえてきそうですね。そういう方は、生活防衛資金を貯めながら投資をするということもできます。実際、投資を始めたころは、生活防衛資金をためながら投資をしていました。
まとめ
まずは、貯金をしよう。その間も貯金の一部を投資に回すのはアリ。
プレゼント用の財布
tick0805が月末の楽しみのために行っていることを書きます。プレゼント用の財布についてです。
プレゼント用の財布のルール
1.月末に貯金を確認する。
2.貯金を確認したら、全額のうち0.1%をプレゼント用の財布に入れる。
(小数点以下切り捨て)
3.プレゼント用の財布にあるお金で買えるものを探す。
4.見つかったものの中から、一番満足できるものを買う。
4.1見つからない場合は、使わなくてもOKです。
4.2普段はあまり買わないものを買うようにする。
5.翌月末時点で、使っていない分は運用に回す。
6.1に戻る。
では、説明します。
ルール1は、貯金を確認する習慣をつけるためです。
ルール2は、貯金を長期間にわたって使うための工夫です。貯金のうち0.1%と言われると分かりにくいので、具体例でみていきましょう。
例えば、
14万8117円の貯金があるとすると、148,117円の0.1%は148.117円なので148円です。
最後の3桁を無視するだけなので、計算しやすいですね。
また、このペースだと全額使い切るまでに80年以上かかりますから、使い切る心配もほとんどないでしょう。
ルール3とルール4は、使い道についてです。プレゼントとはいうものの、自分へのご褒美という意味でのプレゼントが多いですね・・・。実際に何に使っているかというと外食やお菓子に使っています。数百円くらいだと食べ物が多くなりそうな気がします。
ルール5は、何か月もまとめて使うと翌月も同じようなものが欲しくなるので、1か月ごとにリセットしています。
今後ですが、使わなかった分を長期投資に回したいと思ってます。